2012/6/20(水)
日本人がスペインに来て驚くことの1つに、スペイン人の時間感覚があります。
例えば食事。一般的なスペイン家庭の昼食は14~15時、夕食は22時以降と言われています。日本人の感覚からするとずいぶん遅いですよね!?確かに以前私がバレンシアに住むスペイン人の友人宅を訪ねたとき、12時に軽めの食事(バケットにトマトやハム)を取った後、すぐにまた本格的な昼食が始まりました。特にこの昼食はかなり量が多く、食べきるのに少し苦労してしまったのですが、、スペインでは1日の昼食に一番ボリュームのある食事を取るそうです。個人的な印象ですがレストラン等で出される食事も日本と比べて基本的に量が多い気がします。
そしてスペインといえばシエスタ、ではないでしょうか。シエスタは日本語では「お昼寝」と訳されますが、こちらの感覚からすると「昼休憩」といった方が適切な気がします。前述した遅めの昼食の後の2~3時間の休みを指します。マドリードやバルセロナ等の大都市圏ではもう変わりつつあると言われていますが、ここサラマンカではシエスタの文化はまだかなり残っているように思われます。16~18時付近は閉まっているお店も珍しくありません。シエスタの発祥は諸説ありますが、ご存知のようにスペインは夏の昼間の暑さが厳しいため(南部を中心に40度超の日も珍しくない)、労働、活動に適した時間に働くために昼に休息を取り、夜に少し遅くまで働くという昔ながらの伝統という説は理にかなっている気がします。
また、サラマンカのお店の営業時間についてもう少し触れておくと、シエスタに加えスーパーやファッションブランドは日曜日、祝日はまず確実に閉まっています。私もサラマンカに着いたのが日曜日で、学校が始まる前に日用品食料品を買い揃えてしまおうと思っていたのですが、お店が全部閉まっていてその日は結局何も買えなかった記憶があります。。
ともあれ、慣れてしまえば特に生活に支障を来すものでもなく、むしろお昼食べてまどろむ時間帯に長めの昼休みが取れてラッキーくらいの感覚になってきます。笑 また、ヨーロッパの中でスペインの他にギリシャもこのような時間感覚を有しているようです。
昔ながらの伝統を残しつつも、学生の活気に溢れた街、サラマンカであなたを待っています!
<今日の単語>
¡Madre mía!- おやまあ!
regalo- プレゼント
rana- 蛙
ティアトゥラスペイン語学校ホームページ(日本語)
http://www.supein-supeingo.com/
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